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ウェディング

2024.10.16

女性が結婚式に持っていくべき持ち物リストとマナー

結婚式に招待されたとき、服装やヘアメイクだけでなく、持ち物も忘れずに準備しましょう。意外と忘れがちなアイテムや、当日失敗しないためのマナーも多いものです。今回は、結婚式で女性が持っていくべき持ち物リストと、マナーに配慮したポイントを解説します。初めての結婚式でも安心して参加できるよう、しっかりと準備を整えてお祝いしましょう。

基本の持ち物リスト

初めて結婚式に出席する方は、何を持っていけばいいのか迷うことも多いですよね。ここでは、最低限準備しておきたい持ち物をリストアップしました。

招待状

招待状は、結婚式の詳細が記載された大切なアイテムです。スマートフォンでの確認も便利ですが、紙の招待状があればすぐに時間や会場の場所を確認でき、受付時にスムーズに対応できます。また、ゲストとして、きちんとした印象も与えられます。

ご祝儀袋

ご祝儀袋は新郎新婦へのお祝いの気持ちを込めて渡す大切なアイテムです。ご祝儀袋には、親族や友人など相手との関係性によって表書きが異なりますので、正しい書き方を確認しましょう。また、袋の持ち運び方にもマナーがあります。ご祝儀袋を直接バッグに入れるのは避け、袱紗(ふくさ)に包むのが正式です。袱紗は持ち運ぶ際に汚れやしわを防ぐためのものなので、必ず準備しておくとより丁寧な印象を与えられます。

スマートフォン

結婚式では、写真撮影だけでなく、久しぶりに会う方々と連絡先を交換したり、撮った写真をすぐに交換し合えるなどスマートフォンを活用する機会が多いかもしれません。しかし、式中の写真や動画の投稿は新郎新婦の意向や式の雰囲気を考慮する必要があります。例えば、式の最中にSNSに投稿するのはマナー違反とされることがあるので、事前に新郎新婦に確認を取るか、披露宴が終わってからの投稿を心がけましょう。また、会場に入る前にマナーモードにすることを忘れず、新郎新婦や列席者に迷惑がかからないように使用しましょう。

ハンカチ・ティッシュ

結婚式では感動の場面が多いため、涙を拭うためのハンカチやティッシュも欠かせません。カジュアルなタオル地のハンカチは避け、ガーゼハンカチやレースタイプのアイテムを用意しましょう。特に、上品で華やかなデザインのハンカチがあると、装いをさらに引き立てます。

小さめのバッグ

クラッチバッグやパーティーバッグなど、小ぶりで上品なバッグが結婚式にはぴったり。荷物が多い場合は、サブバックを用意し、クロークに預けるのがマナーです。最小限の荷物でスマートに行動できると、エレガントな雰囲気を保つことができます。

急なトラブルにも安心!便利アイテム

結婚式は長時間にわたるため、ちょっとしたトラブルにも対応できるアイテムを持っておくと安心です。

化粧直しグッズ

結婚式では、食事や歓談の中でメイクが崩れやすいので、化粧直しアイテムを用意しておくと安心です。おすすめのアイテムは以下の通りです。

  • リップ:食事をしたり会話をしたりしているとリップが落ちてしまうことが多いので、色持ちの良いものや乾燥しにくいものを選びましょう。口紅やティントタイプは発色が長持ちするのでおすすめです。
  • パウダー:皮脂で顔がテカってしまうと写真映えが悪くなります。透明感のあるフェイスパウダーを使うと、自然な仕上がりでテカリを抑えられます。薄いコンパクトサイズで鏡がついているものが便利です。
  • チーク:表情に明るさをプラスするチークは、食事の後などに軽く付け直すと良いでしょう。パウダータイプのものならさっと塗れるので、ポーチに一つ入れておくと便利です。

予備のストッキング

ストッキングはちょっとした引っかかりで破れやすいアイテムなので、予備を用意しておくと安心です。破れてしまったときの対処法としては、応急処置として透明なマニキュアやトップコートを破れた部分に塗ると、それ以上の伝線を防げます。しかし、破れてしまった場合、コンビニやドラックストアへ買いに行くという手もありますが、式や披露宴の途中ではなかなか時間も取りにくいものです。そのため、予備のストッキングは持っておいた方が無難です。

ヘアスプレー・ピン

ヘアスタイルは、時間が経つと乱れやすいので、髪を整えるためのアイテムを持っておきましょう。おすすめのアイテムとスタイル別の使い方は以下です。

  • アップスタイルの場合:まとめ髪やハーフアップには、強いホールド力のあるヘアスプレーが役立ちます。また、髪が崩れやすい部分を留めるためのヘアピンも数本用意しておきましょう。
  • ダウンスタイルの場合:髪が下ろされているスタイルは、風や動きで髪が乱れやすいので、軽くまとめられるシュシュやヘアバンドがあると便利です。スプレーは軽めのものを選び、ふんわりと整えると自然な仕上がりに。

ミントタブレットやガム

食事後のエチケットとして、ミントタブレットやガムがあると安心です。写真撮影や歓談の際、口元の匂いが気になる場面もあるので、さりげなく口にできるアイテムを用意しておくと好印象です。ただし、食べている姿が見えないよう、マナーに気をつけましょう。

充電器

結婚式では当日に友人と連絡を取り合いながら移動したり、会場ではスマホで写真やムービーを撮影するタイミングが多いため、充電の減りが速くなります。可能であれば、携帯用の充電器、モバイルバッテリーを持っていきましょう。

か茂免ウェディングプランナーのひとくちメモ

当店では万が一の時のために販売グッズをご用意しております。ストッキングやネクタイ・ご祝儀袋など当日忘れてしまった場合も対応できますので、お気軽にお申し付けください。

持ち物に関するマナー

持ち物を準備する際には、マナーにも気を配りましょう。

ご祝儀袋の扱い方

ご祝儀袋は新郎新婦へのお祝いの気持ちを込めて渡すものですので、その渡し方にも気を配りましょう。受付で渡す際は、袱紗からご祝儀袋を取り出し、袱紗は畳んで横に置いておきます。ご祝儀袋は両手で丁寧に持ち、お辞儀をしながら「心ばかりのお祝いでございます」と一言添えて渡すのがマナーです。お辞儀は、軽く上半身を30度程度前に倒す「会釈」を心がけましょう。また、ご祝儀袋を直接新郎新婦に渡す場合も同様に、両手で差し出すように丁寧に渡します。

バッグはコンパクトに

結婚式では、服装に合わせてバッグも上品なものを選ぶのがポイントです。パーティーバッグやクラッチバッグが一般的ですが、選ぶ際はドレスとのバランスを考えましょう。例えば、シンプルなドレスにはビジューがついた装飾の華やかなバッグがオススメです。華やかなドレスにはシンプルな無地のパーティーバッグを合わせると全体のバランスが取れます。また、ドレスのカラーに合わせてゴールドやシルバーのバッグを選ぶと、統一感のあるコーディネートに仕上がります。

香水は控えめに

結婚式は多くの人が集まる場なので、香水の選び方にも気を配りましょう。会場で香りが強すぎると周りに不快感を与えることもあるため、自然に溶け込む優しい香りのものを選ぶのが良いとされています。フローラル系やシトラス系など、軽やかで爽やかな香りが好まれます。また、香水をつける場所も重要です。首筋や手首など、体温の高い部分に少量つけると、ふんわりと優しく香ります。香りの強さを抑えるため、スプレーする際は一度空中に吹きかけてから、その下をくぐるようにするとほのかな香りになります。

か茂免ウェディングプランナーのひとくちメモ

当店では日本料理の持つ繊細な香りを御来店される皆様に四季を通じて楽しんでいただきたいと考えて、心を込めてお料理を出しております。

料亭ということもあり個室なため、香水をつけた状態ですと、部屋のなかに香りがこもってしまうため、料理の味わいに影響が出てしまうことがあります。お料理の香りまで最大限楽しんで味わっていただくため、料亭を利用する際のマナーとされます。

関連記事:料亭での結婚式ってどんなもの?美食と伝統が交差する瞬間!

季節や会場に合わせた持ち物の工夫

結婚式の季節や会場の場所に合わせて、持ち物も工夫しましょう。

春夏の結婚式

暖かい季節の結婚式では、汗や暑さへの対策が欠かせません。また、会場によっては冷房が強い場合もあるので、適切な準備が必要です。

  • 冷房対策:薄手のカーディガンやストールをバッグに入れておくと安心です。特に、肩が露出するドレスの場合、冷房で冷えたときにさっと羽織ることができます。ストールはエレガントな雰囲気をプラスできるので、結婚式の装いにもぴったりです。
  • 汗対策:ガーデンウェディングや屋外での挙式などがある場合、汗をかいたりすることもあるので、汗拭きシートやデオドラント剤を準備しておくと安心です。汗拭きシートは無香料や爽やかな香りのものを選ぶと周囲に気を遣わず使えますし、制汗スプレーは持ち運びに便利なミニサイズを用意しましょう。

秋冬の結婚式

寒い季節の結婚式では、防寒と乾燥への対策が大切です。会場内の暖房が効きすぎていたり、逆に冷える場所があることもあるので、備えが必要です。

  • 暖房対策:防寒アイテムとして、使い捨てカイロやひざ掛けをバッグに入れておくと便利です。カイロは体を温めるだけでなく、ドレスの内側や手袋に入れておくと冷えを防ぐことができます。ひざ掛けは、足元を暖めたいときに活用できます。
  • 乾燥対策:乾燥しがちな秋冬の結婚式では、リップクリームやハンドクリームが役立ちます。唇の乾燥が気になる場合は、保湿効果の高いリップクリームを、手元が乾燥する場合は、ベタつかないハンドクリームを持参すると快適に過ごせます。

屋外やガーデンウェディング

屋外やガーデンウェディングは、天候や自然環境に合わせた対策が必要です。

  • 雨天対策:天気が変わりやすい屋外の結婚式では、折りたたみ傘やレインコートを持参しておくと急な雨に対応できます。バッグに収まるコンパクトな折りたたみ傘は、デザインもシンプルなものを選ぶと、結婚式の雰囲気を壊さずに使えます。
  • 虫除け対策:ガーデンウェディングでは、虫刺されの対策も重要です。虫除けスプレーや虫よけパッチなどを用意し、気になる部分に使うと安心です。虫除けスプレーは、香りが強すぎないものを選ぶと周囲に迷惑をかけません。

か茂免ウェディングプランナーのひとくちメモ

敷地面積の約6割を庭園が占めている当店、自然たっぷりなため夏場はよく蚊も訪れます。館内各所に虫除けを設置しておりますが、もしさされてしまった際には虫除けスプレーや虫さされ薬も用意しておりますのでお気軽にお申し付けください。

荷物のまとめ方と持ち物チェックリスト

結婚式では持ち物が多くなりがちですが、できるだけコンパクトにまとめることが大切です。

荷物は最小限にまとめる

結婚式に持っていくバッグは小ぶりなことが多いので、荷物の整理には工夫が必要です。荷物がごちゃごちゃしないよう、ポーチやケースを活用して、カテゴリーごとにまとめましょう。

前日までに持ち物をチェック

結婚式のシチュエーションに合わせて、持ち物を整理するのが大切です。以下のテンプレートを参考に、季節や会場、ドレスの種類に合わせて自分専用のチェックリストを作成してみてください。

基本の持ち物

  • 招待状
  • ご祝儀袋(袱紗も忘れずに)
  • 財布(現金、クレジットカード、交通系ICカード)
  • スマートフォン(マナーモードに設定)
  • ハンカチ・ティッシュ
  • 小さめのパーティーバッグ

春夏の結婚式

  • 薄手のカーディガンやストール(冷房対策)
  • 汗拭きシート、デオドラント剤(汗対策)
  • 日焼け止め

秋冬の結婚式

  • ストールやショール(防寒用)
  • 使い捨てカイロ、ひざ掛け
  • リップクリーム、ハンドクリーム(乾燥対策)

屋外やガーデンウェディング

  • 折りたたみ傘、レインコート(雨天対策)
  • 虫除けスプレー、虫よけパッチ(虫刺され対策)
  • サングラス(晴天時)

あると便利な持ち物

  • 予備のストッキング
  • ミントタブレットやガム
  • 充電器類
  • 化粧直しグッズ

このテンプレートを元に、必要な持ち物をカスタマイズし、前日までにチェックリストで確認しておくことで、当日は余裕をもって結婚式に向かうことができます。

よくある質問

結婚式の持ち物に関して、よくある質問をまとめました。

バッグに入りきらない場合はどうすればいい?

結婚式での持ち物が多く、バッグに収まりきらない場合は、クロークに預けられるサブバッグを持参しましょう。クロークに預けることで、会場内には小さなパーティーバッグだけを持ち込めるので、スマートに行動できます。クロークがない場合は、席の周りで邪魔にならないようにバッグを置き、最低限の荷物で参加するように心がけましょう。

ご祝儀袋の選び方や書き方は?

ご祝儀袋は、新郎新婦へのお祝いの気持ちを込めて選ぶもの。包む金額に合わせて華やかなデザインを選びましょう。名前の書き方にもマナーがあり、濃い墨で楷書で丁寧に書くのが基本です。また、袋の中には新札を包むことが望ましいので、事前に銀行で新札を用意しておくと安心です。

防寒対策はどのようにすればいい?

秋冬の結婚式や、冷房が効いている会場では、防寒対策が必要です。ドレスに合うストールやショールを持ち歩くと、おしゃれに防寒ができます。また、カイロや薄手の手袋などを用意しておけば、寒さをしのぎながら快適に過ごせます。会場に入るときや移動中も温かくいられるように工夫しましょう。

まとめ

結婚式での持ち物は、マナーと実用性のバランスが大切です。基本の持ち物はもちろん、急なトラブルにも対応できるアイテムや、季節や会場に合わせた工夫を取り入れて準備することで、当日は安心して過ごせます。大切なのは、必要なものをコンパクトにまとめ、上品でスマートな印象を保つこと。ご祝儀袋やバッグの選び方にもマナーがあり、ちょっとした気遣いが新郎新婦や周りの方々に喜ばれます。

また、前日までに持ち物チェックリストで準備を確認しておけば、当日慌てることなく会場に向かうことができます。初めての結婚式でもしっかりと準備を整えて、特別な一日を心から楽しんでくださいね。